滋賀県議会 2022-10-11 令和 4年10月11日琵琶湖・CO2ネットゼロ対策特別委員会−10月11日-01号
吉野杉や秋田杉にも勝るとも劣らないような木が多々あり、その供給能力はあるのですけれども、エンドユーザーに行くまでの体制が確立されていません。例えば、林業会館ですと、4メートルほどの一般材で建てられるものを建てようということで、製材屋に常時置いてある木材で、モデル的なものとして建てました。
吉野杉や秋田杉にも勝るとも劣らないような木が多々あり、その供給能力はあるのですけれども、エンドユーザーに行くまでの体制が確立されていません。例えば、林業会館ですと、4メートルほどの一般材で建てられるものを建てようということで、製材屋に常時置いてある木材で、モデル的なものとして建てました。
また、本県では、ご存じのとおり、吉野杉や吉野ヒノキに代表されるように、強度があり、木目が細く美しい高品質な木材をはじめ、市場に一般流通している並材と言われる木材まで、多様な品質の木材が生産されています。
明治維新前後、銘木とされる奈良県吉野杉に学んだドイツは、現在も、自動車産業より林業やその関連産業の就業人口が多いと聞きます。吉野地域では、江戸時代から始まった山守という山林を資産として大切に管理する制度があったそうですが、残念なことに、日本ではもう見られず、条件の違うドイツで続いていることに驚きます。
県産材、特に吉野地域で生産される吉野杉や吉野ヒノキは、木目が細かく強度があり、色合いや香りがよいことで知られています。最近では、県が実施した実証実験により、県産材は健康によい効果を与えることも分かってきています。 新型コロナウイルスによる影響は今後長期化することも予想され、多くの人々が自宅で過ごす時間が今まで以上に増え、生活様式が変わろうとしています。
本県においても、今年四月一日に開業する奈良県コンベンションセンターにおいて、メーンのコンベンションホールなどに計三百立方メートル以上の吉野杉が使われています。内装には吉野和紙や吉野杉がふんだんに使用されています。吉野の木工職人が精魂込めて手がけたデザインあふれる吉野杉のべンチや装飾には目を引く存在となっています。
県では、現在、南部・東部地域の強みの品目でございます、柿、茶、大和牛や、吉野杉に代表される県産材のさらなるブランド化を進め、首都圏や海外等への販路開拓を推進しております。 また、不足している林業の担い手を育成確保する取り組みも必要と考えております。
今議会は、吉野杉のバイオリンの音色で幕開けをいたしました。本日、私が着ている服も吉野の杉、ヒノキの繊維からつくられたものです。自然は人間が耳を傾ければ、大きな贈り物をしてくれます。 今、環境が大きく激変しています。
またさらに、吉野杉の真っすぐで均一な木目に着目いたしまして、新たな取り組みを始めております。その一つといたしまして、バイオリンをつくるということがございます。森林技術センターで、二七〇年たった吉野杉を使用したバイオリンを製作していただきました。この三月十二日、日曜日には奈良県文化会館国際ホールで杉バイオリン完成披露演奏会を開催いたします。ぜひ、お越しくださいませ。
次に、八月五日には県内調査として、株式会社クリーンエナジー奈良での木質バイオマス発電事業を通じた林業の活性化について、そして、下市木工舎 市 ichiでは吉野杉を活用した家具づくりによる地域おこしについて、とりわけ、南部地域の振興を図る施策の調査を行ったところであります。
奈良県では、県内木材業者等が県の支援を受け、吉野杉を使った木質断熱材の販売を始めたと聞いております。森林資源の豊富な本県においても木質断熱材の製造に取り組むことは林業の活性化、林業振興につながるものと考えますが、知事の所見をお伺いいたします。 農業後継者不足対策として、新規就農者の確保・育成は喫緊の課題です。
また、下市町では、使われなくなった公共施設を工房として改修し、吉野杉を使用した家具づくりが始まっております。移住してきた家具職人の指導のもとで、職人の養成プロジェクトに参加するお弟子さんを募集したところ、無給、給料が出ないという条件にもかかわらず、全国から五十人以上の応募がありました。こういった取り組みへの関心の高さと可能性を感じているところでございます。
秋田杉とか吉野杉と、いろいろとあるわけですが、ぜひ、とちぎ材も、例えば日光杉とか、広く県内全体を見れば下野杉などのブランド化を目指すということも必要じゃないかと思っておりますので、検討されてはいかがかと思います。 環境森林部長に再質問します。現在、とちぎ森林創生ビジョンを策定中ですが、その中で、とちぎ材の利用拡大について大胆なプランを描いているわけです。
吉野杉の産地では、主伐した木を枝や葉を残したままで数カ月間自然乾燥する葉枯らしという手法によって、良質な原木を生産する工夫がなされているようです。
さて、本県では昨年、奈良の木ブランド課を設けて、吉野杉など県産材を積極的に売り込もうとされており、その取り組みは高く評価するものであります。一般的に、奈良県産材は他県産材に比べて出荷額が高くなるため、販路拡大が難航しているのが現状と思います。これは、木材の切り出しにコストがかかるという地理的ハンデが大きく影響しているものと思います。
また、本年一月に発足いたしました吉野町小水力利用推進協議会では、地域住民が主体的に吉野杉の木製水車づくりなど、地域特性に合った水力発電の整備に取り組むことで、地域振興につながろうとされております。このように、地域振興につながる本県のエネルギー政策は、まだ小さな事例しかございませんが、このような先進事例につきまして、積極的に県民や事業者の方々に広報を行い、さらなる普及につなげてまいりたいと思います。
建築物以外の利用拡大についてでございますが、六月に発売した吉野杉のボールペンは、その手ざわりのよさから好評でございます。大変、吉野杉は手ざわりがいいということでございます。さらに、そのような商品化に向けまして、土産物開発や暮らしの道具デザインコンペなどの取り組みを推進しておりますが、デザインコンペなどには熱心な取り組みが見られております。
◆(高橋透議員) 実は吉野杉も入るときがあるんですよね。吉野杉と青森ヒバが入れかわったりするらしいんです。私もこれはホームページで見ました。では、九州の三大美林、御存じでしょうか。 ◎知事(河野俊嗣君) 九州の三大美林でありますが、飫肥杉、日田杉、屋久杉、それぞれ三大美林と言われているということでございます。 ◆(高橋透議員) 正解でございます。
具体的には、毎月二十日をストップ温暖化県民の日と定めるとともに、吉野杉が一年間で吸収できるCO2の量を、県独自の単位なーらと設定することで、目標の見える化と意識の高揚を図ると、運動方針としてこのようなことをしてきました。 また、各種のイベント等を活用して、CO2削減につながる節電、省エネの呼びかけなどを行ってまいりました。
吉野の箸の歴史は、南北朝時代に後醍醐天皇への杉箸の献上がその始まりとされ、明治になり吉野杉から酒樽をつくった残りの端材が捨てられるのを惜しんで、割り箸が生産されるようになったと聞いております。 議員ご指摘のとおり、吉野の割り箸は製材過程で発生する端材を有効活用した環境にやさしい製品であり、林業や製材業とともに、吉野地域の隆盛と活性化に大きく貢献をしてきた重要な地場産業と考えております。
○(林業政策課長) そうですね、昔で言いますと京都の北山杉とか、奈良の吉野杉とか、そういった産地もあったんですけれども、これもそういう住宅の工法の変化といいますか、余り表面に木材が見えないというようなことが起こってきていまして、そういう老舗の産地がどんどん地盤沈下してきているところです。